第97話 葛飾北斎
こんにちはっ
ゆうなです!
先週は、体調を崩してしまいお休みを頂きました。
申し訳ありませんっ!
現在、私が住んでいる沖縄には台風が近づいていますっ
本州への影響もありそうなので皆様お気をつけ下さい~!
さて、芸術の秋のお話しをしていますが
私はこの夏に、『北斎展』へ行ってきました!
沖縄の浦添市美術館というところで、
7月14日から9月2日にかけての展覧会で、
もう終わってしまいましたが、感想などお伝えしたいと思います。
その前に、葛飾北斎といえば!
今年最初のそんないブログでご紹介しています。
「第64話 葛飾北斎と沖縄」で、北斎が琉球を描いた
『琉球八景』のお話しをしました☆
実はこの琉球八景、今回の展覧会を開催している
浦添市美術館が所蔵しているんです!
今回の北斎展は、
魚、植物や人の表情、動作を生き生きと描いた『北斎漫画』、
四季折々の富士山を描いた『富嶽百景』など、
200点以上の作品を見ることができました!
夏休み期間だったこともあり、
子供からおじいちゃん、おばあちゃんなど家族で来ている方が
多かった印象です。
小学生の男の子が、北斎漫画の『雀躍り』の動きを
真似していたのが面白かったです。
私がこの展覧会で興味を惹かれたのが、富嶽百景の
『鳥越の不ニ』とりごえのふじ、という作品です。
富士山をバックに、建物の屋上のような高台に
お侍さんやお役人らしき人物3名が描かれた作品なのですが、
高台に、大きな輪っかが描かれているのです!
富士山と、瓦の屋根と、近未来的なこの物体がミスマッチで
不思議と興味を持ってしまいました。
調べてみると、
球形の物体は「渾天儀」と呼ばれ、これによって天体観測を行い
正確な暦を作っていたそうです!
幕府に、天文台があったんですね☆
現在の天体観測といえば望遠鏡!
「第211回 そんない理科の時間」では、電波望遠鏡の話をしています☆
こちらも是非聴いてみて下さいっ
絵の細やかさだけではなく、当時の世の中も知ることができて
見ごたえのある展覧会でしたよ〜!
いかがでしたか?
今回はこの辺にしたいと思います!
皆様からのご意見ご感想など
メールをお待ちしております☆
blog@0438.jp
こちらまで!
コメントも嬉しいです!
それでは皆様、また来週……
文)そんないプロジェクト ゆうな
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