第205 門をくぐると
こんにちはっ
ゆうなです!
みなさんご存知かと思いますが…
昨年、首里城は火災により焼失してしまいました。
確かに城内には琉球国王の印や工芸品が多く、何より
沖縄の象徴とも言える建物がなくなったことはかなりの衝撃です。
本当に、何もなくなってしまったのでしょうか。
確かめに行ってきました。
実は首里城内の敷地には世界遺産の「園比屋武御嶽石門」
国指定史跡の「円覚寺跡」など見どころは多いのですが、
私が注目したのはたくさんの門です。
ひとつひとつに名称や意味があり、当時の様子を想像する手がかりになります。
今回紹介したいのは『歓会門』と『漏刻門』です。
歓会門は、首里城の郭内に入る最初の正門です。
中国皇帝の使者、冊封使などを歓迎するという意味でこの名が付きました。
門の両側にある一対のシーサーは魔除けの意味がありますが、
私的にはエジプト感があって強そうという印象を持ちました。
続いて、漏刻とは中国語で水時計という意味です。
門の上のやぐらの中に、水で時間をはかる水槽がありました。
門をくぐった先の広場には日時計があり、この2つで時間をはかり
太鼓をたたいて時を知らせました。
日時計がある広場は、やはり日当たりが良く気持ちよかったです。
他にも久慶門や廣福門などそれぞれに意味を持った門が多くあります。
今一度スポットを当てて、琉球王国はどんな国だったのか
思いを馳せるのもいいですね…。
次回は私が担当するブログの最終話,
現在再建中の首里城を紹介していきます。
いかがでしたか?
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コメントも嬉しいです!
あ、門と言えば守礼の門も外せませんね☆
それでは皆様、また来週……
文)そんないプロジェクト ゆうな
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