第153話 はじまりのハナシ
こんにちはっ
ゆうなです!
気づけば2020年ですね。
みなさま、あけましておめでとうございます。
私自身、年末年始は仕事詰めでしたので
なんら普段と変わらない一週間を過ごしていました。
家にテレビがないので、世の中の雰囲気もわかりません。
年明けは、盛り上がったのでしょうか…?
さて、新年最初の記事ということで
衣服のはじまりの話をしてみようかなと思います。
最近、忘れていましたが
私、実は元アパレル店員だったのです。
衣服のはじまりは、大きく2つのパターンに分けられます。
①巻衣型
文字通り1枚の布を身体に巻きつけるタイプ
②縫製服型
身体に合わせて縫われた服
①巻衣型から派生した、腰布形式は熱帯地方に多く見られ
スカートのように着られています。
こちらは腰だけに巻きつける方法ですが、肩から胸、
身体全体に巻きつけるドレーパリー形式というのもあります。
インドのサリーがよく知られていますね。
②縫製服型は、現代にも馴染みのある衣服の基礎です。
まず、長方形の布をふたつ折にして縫い、頭が通る部分を残した
チュニック形式。
日本の弥生時代の女性が着用していたと魏志倭人伝に記述がある
ようですが、これは1枚の布を折るのではなく、2枚の布を縫い合わせ
頭と腕が通るように両脇を縫ったもののようです。
現在のTシャツも元をたどればこの形です。
もうひとつ、着物の起源である前開形式。
前開きの左右を合わせ、腰を紐や帯で止める形式です。
中国をはじめアジアで多く見られますが、トルコなどでは
ガウンのように羽織る様式もあります。
ちなみに、日本の着物が右前なのは
唐代の中国の合わせ方に習ったとされています。
最後に、現代の洋服にもっとも近い
体形衣形式があります。
いわゆる、上着とズボンです。
遊牧民族が馬に乗るため、足の分かれた脚衣を
必要としたことから始まった騎馬服です。
衣服というのは、最初にその土地の気候が大きく関係します。
現在のビジネスルックとして定着しているスーツも、
元はあまり汗をかかないヨーロッパで生まれました。
スーツ以外でも、皮製品など
洗濯するのを前提としない服も身近に多くあります。
高額だからといって、自分にとって良いものとは限りません。
新しい年、
自分の生活に合った衣服を
改めて考えてみるのもいいと思います!
いかがだったでしょうか?
皆様からのご意見ご感想など
メールをお待ちしております。
こちらまで!
それでは皆様、また来週……
文)そんないプロジェクト ゆうな
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