第150話 古城と画家
こんにちはっ
ゆうなです!
今年もあとわずかですね…。
そんないブログも150話目です!
途中から執筆を始めたとはいえ、もうそんなに書きましたか…?
数え間違いなどあればすぐに教えてくださいね!汗
私の住んでいる沖縄は、先月末くらいにやっと寒くなり始めましたが、
近頃気温が再び上がってきています。
昨日なんか昼間は半袖でいいのではと思うくらい…。
そんな過ごしやすい(?)沖縄の今の時期は
歩いて散策できるスポットへ行くのがオススメですよっ
今日は、中城城後をご紹介します…!
と言っても、見どころなんかはパンフレットやWebサイトにも書かれていますので
少し違う視点から紹介してみようと思います。
造りとしては石積みの城跡で、昔は首里城のように建物もあったようですが
やはり沖縄戦で焼失しています。
脱線しますが首里城が焼失した後から、この中城城を訪れる方が増えた気がします。
「グスク」は県内各地にありますし、公共化されず24時間自由に見学できる
ところもありますよ。月夜とグスク、なんかもいいですね。
ちなみに中城城跡は8:30〜5:00までとなっています!
本題に入りまして、あのペリー提督も訪れた中城城!
日本遠征の従軍画家としてペリーと共に訪れたドイツ人の
ウイリアム・ハイネが、当時の中城城を石版画や木版画で多く残しています。
入場券のイラストにもなっています。
チケットを受け取ったらすぐに、一緒にいる家族や友人に
『これは、ハイネの絵だね』
と言ってみると、ツウな雰囲気を出せるかもしれませんよ!
沖縄のグスクは、だいたい丘になっている高所に造られているので
眺望が良いのは当然なのですが、
中城城は海のすぐそばにあって、石造りと海が一緒に見られる
とても贅沢な場所なのです。
従軍画家ハイネも、きっと海の美しさを感じたのでしょう。
実際は樹木が茂り、見通しの良くない景観ですが
絵の中で木を切り倒し、その先に海が見えるような絵も残しています。
もしかしてココかな?と思う場所があったので
私も写真におさめてきました!
確かに、ハイネの絵ではちょっとスッキリしていますね。
海が見えるところまで行くと、アーチを描く石垣があります。
私はとても不思議なのですが、石の一つひとつは角ばっているのに
このアーチがとても綺麗な曲線なのです。
現代でいう『神建築』ですねっ
いかがだったでしょうか?
皆様からのご意見ご感想など
メールをお待ちしております。
こちらまで!
それでは皆様、また来週……
文)そんないプロジェクト ゆうな
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