第146話 一衣帯水


こんにちはっ



ゆうなです!



最近、ご飯が美味しいお店を見つけてしまい



次はいつ行こうかとニヤニヤが止まりません。





さて、私がこのブログを通し、沖縄のことを紹介していく中で



『沖縄の歴史』というものに興味を持ちました。



さらにこの歴史を紐解くと、



沖縄・琉球は古くから中国と深い繋がりがあります。



沖縄県那覇市と、中国の福建省福州市は明清代から続く友好都市です。



1400年代、琉球は朝貢国(明に貢物をし、皇帝から返礼品をもらう)



であり両国は人の行き来がさかんでした。



当時の那覇市は港町で、特に那覇市久米には



多くの外来者が訪れるようになります。



中国には帰らず、代々久米に住む者もいました。



航海技術や通訳など、専門的な知識を持つ人材が集まり



さらにはその技術を学ぼうと琉球の人々も居住し始め、



久米村は多くの偉人を輩出するようになります。



例えば蔡温という人物は、琉球国王・尚敬王の先生を務めています。



琉球、沖縄の発展は



福州市の人々の力無くしては語ることができません。



福州市と兄弟のような繋がりのある那覇市久米には、



『福州園』という中国式庭園があります。



那覇市制70周年ならびに福州市との友好都市締結記念事業として建設され



福州市が工事の基本設計、木造、石造物の加工や技術指導を行いました。







福州市産の資材が使われた園内はとても広く、



沖縄にいることを忘れてしまうほど、異国感があります。







先に久米村と中国福州市との歴史的繋がりをお話したかったので



園内の建造物や個人的な見所などは次週ゆっくりとご紹介いたします。



今回は施設の情報を載せて行きますね。



場所は沖縄県那覇市久米2-29-19



開園時間は9:00〜18:00



定休日は水曜で、年末年始は要確認。



なんと観覧料は200円でした。



私が行ったのが増税前だったので、今も同額かは分かりませんが、



私は1000円でも安いと思うくらいのクオリティでしたよ!



タイトルの一衣帯水とは、



細くて長い川や海峡のことなのですが、



隔たりを持ちながらも近しく隣接していること



関係が密接であることを指す言葉です。



今回の那覇市と福州市の関係を表す言葉として用いられていて、



暖かみを感じたので使ってみました。





いかがだったでしょうか?



また来週に続きます!



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それでは皆様、また来週……







文)そんないプロジェクト ゆうな

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