第119話 決まりはそれぞれ


こんにちはっ



ゆうなです!





私は、高校時代から本格的に絵画に興味を持ちました。



光やモノの色を自身の感情と交えて表現する印象派。



人物や描く対象をリアルに描く写実派。



ダリやピカソなど、一目では作品の本質が見えない抽象画など



色々ありますが、



その中で、素朴派というものがあるのをご存知でしょうか?



素朴派とは正式な絵画教育を受けることなく、独学で絵を描く画家のことです。





美術好きを自称していた私は、お恥ずかしいですが



2、3年前にこの言葉を知りました。





今回これを取り上げるのは、素朴派の中で好きな作品があったから…



という訳ではありません。



私の中での、『絵を描くために必要なこと』という定義が



ひっくり返ったからです!



フランス生まれで、徴税事務所で働いていたアンリ・ルソーは、



日曜画家から作家人生がスタートします。



30代後半から本格的に活動を始め、49歳で事務所を辞めて画家デビューをしました。





私は学生時代に



目で実際に対象物をしっかり観察して描き込んだ後に



必要に応じて脚色を加えたりデフォルメしたりするのだと教えられました。



漫画家も、デッサンを学んでいるから、基礎がしっかりしているから



体のパーツを崩して描いても、人を惹きつける絵になっているのだと…。



だから、いきなり漫画の絵を模写するのは、順番が違うと言われました。



私はその考えに納得し、この道だけが答えなんだと思っていましたが



やっぱり絵を描くことに対する考えかた、向き合い方はたくさんあるんですね。



アンリ・ルソーは自分の『描きたい』という思いで



現在まで作品は埋もれることなく、しっかりと人の目を惹きつけています。



やはり生まれ持った才能ってあるんだなという気持ちと



何かを始めるのに年齢は関係ないって本当だなと感じました。



そんなアンリ・ルソーの作品は、ファンタジーで可愛いタッチです。













いかがでしたか?



今回はこのへんにしたいと思います!



皆様からのご意見ご感想など



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こちらまで!



それでは皆様、また来週……









文)そんないプロジェクト ゆうな

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