第114話 デザインとメッセージ
こんにちはっ
ゆうなです!
突然なんですが、チェック柄って好きなんです。
ギンガムなど、様々に種類はありますが、特にタータンチェックが好みです。
3色以上の太い線と細い線直角に交差しているものです。
昨年、旅行で兵庫県に立ち寄ったのですが、「神戸タータン」
という都市独自の柄があると聞き、羨ましく思いました。
![](https://sonnai.com/podcast/17C2051A-6D7D-4FB0-93BA-9183DD133702-1400x919.jpeg)
私の地元、沖縄の「タータン」がもし誕生するなら
どんなカラーリングになるのでしょうか。
今は想像を膨らませて楽しんでいます。
現在では身近なタータンチェックですが、歴史を紐解けば
政治的な意味合いがとても強い柄なのです。
あまり歴史は詳しくないのですが、
ほんとうに簡単に説明すると
昔、イギリス議会が色々あって国王を追放して、
他国から国王を迎え入れた名誉革命という出来事が起きました。
でも、それまで国王についてきた人たちは納得いかないので
集まって反乱を起こしました。
反乱の間中はみんなお揃いのタータンを身にまとって
敵味方の区別をしていたようです。
しかし、反乱を起こした側が破れてしまい
新政府は、このタータンを着用することを禁止しました。
もし着用して捕らえられると
6ヶ月間収監、再犯すると7年海外の流刑地へ送られたそうです。
この法律は約40年続きました。
タータンチェックを着たくても
着れない時代があったのです。
先ほどの話で、タータンチェックは
新政府に「反抗」した軍が着ていましたが
日本へも1970年代のパンクファッションを期に広まりました。
パンクも「怒り」や「反抗」の意味がありますよね。
やっぱりこのタータンのデザインには
強いメッセージがあるような気がします。
いかがでしたか?
今回はこのへんにしたいと思います!
皆様からのご意見ご感想など
メールをお待ちしております☆
こちらまで!
それでは皆様、また来週……
![](https://sonnai.com/podcast/6F2751FB-B7D4-43CF-9418-D35D8B3DFCF0-1181x1400.jpeg)
文)そんないプロジェクト ゆうな
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