第113話 真実の伝え方


こんにちはっ



ゆうなです!





突然なんですが、中学、高校の歴史の教科書に



「風刺画」ってありましたよね。



有名なものだと、日清戦争を表した絵で



着物姿でまげを結った日本人と、弁髪をした中国人(清)が



二人で釣りをしていて、その魚(朝鮮)を横取りしようと



ロシア人と思われる人が橋の上から見ている…



という作品。



一度は見た事があるんじゃないでしょうか?



ジョルジュ・ビゴー、1860年のフランスに生まれた画家による作品です。





私の勝手な想像で、海外から見た日本の戦争を







皮肉混じりで面白がって描いてるんだろうなぁと思っていましたが、



なんとこのビゴーはジャポニズム、浮世絵に影響を受けて



明治時代の日本で17年間に渡って活動し、日本人の女性と結婚しています。





現在は風刺画と呼ばれている作品ですが、



当時は「報道画家」という仕事、職業でした。





そしてこのビゴーより100年以上も前に、



イギリスの北部スコットランドで風刺画のさきがけと思われる



作品を発表していた人物がいます。



ジョン・ケイという銅板画家は、著名な学者や軍人の肖像画だけではなく



ゴルフを楽しむ市民や、志願兵の体格差を誇張して描かれた



ユニークな作品もあり、どこか絵本のような可愛らしさを感じます。











作品の対象を大胆に誇張、変形して印象を強く見せる方法を



カリカチュアと言いますが、



現在でも結婚式のウェルカムボードや、イベントなどでみる似顔絵屋さんも



これに近い作風だったりしますよね。





写真技術の発達により、このような作品を描く人は減少していったようですが



私には写真よりも、強いメッセージがあるように思います。



変な話、見たものをそのまま描いたり、写真を撮ったりするのは簡単だけど



ビゴーやジョンのように、事実を頭の中で料理して



写真よりもわかりやすく、真実を伝えようという気持ちが伝わるのと



やはりその料理は、その人にしかできない表現だと思うので



私はなんだか惹かれてしまいます。



現在も風刺画は描かれていますよね。



面白い作家さんなどいましたら、ぜひ教えてくださいっ!!





いかがでしたか?



今回はこの辺にしたいと思います!



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それでは皆様、また来週……







文)そんないプロジェクト ゆうな



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