第111話 人生を変えた一枚
こんにちはっ
お久しぶりです!
ゆうなです!
少し事情があり、お休みを頂いていました。
前回のブログで、新番組や新生活の決意を新たにした直後で
申し訳ない気持ちもありましたが、
おかげさまで戻ってくることができました。
今回はエンジンをかける意味で、
私の一番テンションがあがる美術関連の話をしたいと思います!
私が最初に好きになった画家、サルバドール・ダリについて書こうと思います。
ダリは1904年、スペインのカタルーニャ地方に生まれました。
有名なぐにゃぐにゃの時計が描かれた作品、『記憶の固執』は
1931年に発表されました。
…という、生涯や作品については、「そんない美術の時間」
で取り上げられるのを待つとして、
私がダリの絵画に出会った時のエピソードをお話ししたいと思います。
私は高校に入学し、美術部に入部しました。
それまで美術はアニメや漫画だけの世界で見ていたので
本格的に歴史を学び初めていた当時、
自宅で、おそらく母親が買ったであろう雑誌を
何気なくパラパラめくっていて、テレビ番組を紹介しているページがあり
たけしの誰でもピカソ
「天才画家!サルバドル・ダリ特集」
![](https://sonnai.com/podcast/85364B97-977B-49CD-BDBE-C06C88C482CF-1400x1046.jpeg)
と書かれた大きく特集された記事に見入ってしまいました。
高校時代に切り抜いたページですが、割と状態よく取ってあります。
この番組、見たい!
と思ったのですが、よく見るとテレビ東京で放送とのこと…。
沖縄在住の私は諦めました。
ネット検索も今ほど身近ではなく、このキリヌキを穴が空くほど見ていました。
圧倒的な画力に加え、私には絶対考えられない世界観と表現力。
当時も、美術の教科書などで絵画を目にする機会はありましたが
ただただ「すごい」「写真みたい」という
写実派の作品にしか触れていなかったので、衝撃でした。
画力があるからこそ、
ここまで自分の頭の中を鮮明に描くことができるのだと思って
この一枚のキリヌキが、
美術部としての作品制作にも背中を押してくれました。
現在でも美術館によく通ったり、アートがすっと私の中に入って来るのは
10代でこの感動に出会ったからかもしてません。
そんな高校時代、キリヌキ1枚しか持っていない私が
色んな友人に「ダリはすごい!」とずっと熱弁していたおかげで
友人の一人が、出かけ先で見つけたと言って
ダリのポストカードブックをプレゼントしてくれたことがありました。
![](https://sonnai.com/podcast/42D29659-5617-466A-9D9F-B6F29A8A0E7E-1050x1400.jpeg)
表紙がだいぶ色あせてしまいましたが、
これも大事に、一枚も使わず取ってあります!
そんな私が初めて、ダリの絵画を実際に見たのは
2016年に沖縄県立美術館で展覧会があったときです。
福岡市美術館所蔵の「ポルト・リガトの聖母」
275.3×209.8cmの大きな絵画で、
ダリの妻に置き換えられた中央の聖母、
その周りに浮遊する祭壇は、ダリが当時衝撃を受けた原子爆弾の影響から
原子核の構造を表しているようです。
筆あと、描き筋がほとんどなく、絵画というより
別の世界がそこにある感じでした。
大きな絵なので、絵画の前に立つとその世界に体が持っていかれそうになります。
![](https://sonnai.com/podcast/0663668E-F76F-43C4-83E3-1A8AD92C11A9.jpeg)
福岡市美術館ということで、
そんないプロジェクト新メンバーの早田さんにもぜひ見てもらいたいですねっ
早田さんの、各番組出演ゲスト回はこちら★
ぜひ、聴いてくださいね!
いかがでしたか?
今回はこの辺にしたいと思います!
皆様からのご意見ご感想など
メールをお待ちしております☆
初めて好きになった画家や作品の話なども聴きたいです!
こちらまで!
それでは皆様、また来週……
![](https://sonnai.com/podcast/7B378C18-08D7-4990-84E3-2EFEB060278C-1400x888.jpeg)
文)そんないプロジェクト ゆうな
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