第94話 謎の天才画家

こんにちはっ

ゆうなです!

 
 
さてっ

もう9月ですね…。

私が住んでいる沖縄は、まだまだ秋にはほど遠いですが

少しでも秋を感じたい!と思ったので、

今月は『芸術の秋特集!』でアートに関連した話をしていきます!

…とは言っても、普段からアートの話が多いんですけどね。

 
 
今回、取り上げたいのは

『ヒエロニムス・ボス』という画家です!

名前は、あまりメジャーではないかもしれません。

 
私は、作品だけ見覚えがあって作家のことは何も知りませんでした。

16世紀のネーデルラントで活躍した画家ですが、

人物像や生年月日も不明なようです。

 
 
私が彼に興味をもつキッカケになったのは

『快楽の園』という作品です。

三連祭壇画とよばれ、主に教会に飾ることを

目的とした、三枚のパネルからなる作品です。

 
扉のように左右のパネルを閉じると、人間が誕生する前の

大地、海、植物のみ地球が描かれています。

 
パネルを開くと、

中央は『人間の愚かさと罪』

右は『地獄』

左は『エデンの園』

を表していて、

220cm×389cmという大きな作品の中に

たくさんの人間と動物、植物が描かれ、

非現実的な大きさと配置で存在しています。

 
湖に浮かぶ巨大な果実に、たくさんの男女がかじりついていたり、

奇妙な動物に拷問を受けていたりと、どれも非現実的な様子です。

 
 
どの場面を、どの順番から見ても情報量がとても多く

見るほどに謎が深まる絵画だと感じました。

様々な解釈がありますが大半は、人間の欲と愚かさ

というものでした。

 
 
確かにこの絵の中では、人間が知的生命であることを感じられず、

ただ己の欲のままに動いているように私は見えました。

と、当時に

現在の世界は、人間が望んだ世界になっているけど

人間だって動物と同じ存在で、人間の勝手な考えで

地球を変えてはいけない、というメッセージと

人間のおごりのようなものを感じました。

 
 
あくまで、私の見解ですが(>_<)

 
 
『快楽の園』で検索すると

絵画の写真が出てくるので、

是非皆様の感想、意見も聴かせてほしいです!

 
 
このような、抽象的な作品といえば

ムンクの叫び、などもありますね。

絵のタッチやコンセプトは違っても、こちらも見れば見るほど

謎が深まる作品ですよね!

そんない美術の時間

第27回」 「第28回」では

ムンクの人物像や作品について、

さかいさんが分かりやすくお話ししていますよ★

 
 
いかがでしたか?

今回はこの辺にしたいと思います!

皆様からのご意見ご感想など

メールをお待ちしております☆

blog@0438.jp

こちらまで!

コメントも嬉しいです!

それでは皆様、また来週……


文)そんないプロジェクト ゆうな

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