第193話 今帰仁御神


こんにちはっ



ゆうなです!





先日、瀬底島に行ってきまして



『カフェ MOKULELE』さんでお昼ご飯を頂きました。



海を眺めながらのタコライスが本当に美味しかったです☆







さて、昔から「世界3大美女」という言葉もあるほど



美人と言われた人は現在でも知れ渡っていますよね。



過去の沖縄にも、そのような人物がいました。





琉球王国として統一される以前、沖縄は



北山、中山、南山の3つに別れ勢力を争っていました。



伝説の美女は北山王の側室で名前は志慶真乙樽(しけまうとぅだる)





黒髪が美しい彼女の噂は国中に広まります。



側室としてなに不自由なく暮らしていましたが、



北山王に跡取りがいない事を気にかけ毎日神様にお祈りをしていました。



その祈りが通じたのか、正室が男の子を授かります。





乙樽は大いに喜び、片時も離れないほど大事に育てました。



その彼女の様子は、次の琉歌でも伝えられています。





今帰仁の城 しもなりの九年母



志慶真乙樽が ぬきやいはきやい





九年母とは蜜柑のことで、季節はずれに実がなったことと



後継がようやく産まれたという意味をかけています。



ぬきやいはきやいは乙樽が子供を世話する様子や、はしゃぐ声に



満ちた平和な様子を謳っています。





自分の子ではない、正室の子を大事に面倒を見るなんて…。



志慶真乙樽は、見た目だけではなく心も綺麗だったのですね!



沖縄県の今帰仁城跡には、この琉歌の歌碑があります。







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それでは皆様、また来週……







文)そんないプロジェクト ゆうな

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