第51話 服を買う前に!

こんにちは!

ゆうなですっ

 
沖縄はまだまだ日差しは強いですが

風が秋めいてきました。

季節の変わり目なのか、寝ても寝ても

寝たりないですね!

 
先日お祭りがあったのですが、

花火より睡眠を取ってしまいました(^-^)

でも朝起きたら友人が、SNSで綺麗な花火を

いっぱいアップしてくれていたので満足です!

良い時代になりましたね〜☆

 
さて今回は、私が知っている衣類の知識を

お教えしたいと思います!

こう見えて私、洋服を販売するお仕事を

していまして…

とは言っても、デザインやコーディネートを

辛口評価する回ではありません。笑

 
皆さん、衣服の色について

考えたことはありますか?

色をつける材料には、大きく分けて

「染料」と「顔料」の2つがあります。

 
まず「染料」とは、衣類の繊維に

染料を科学的に結合させて染色します。

繊維の内部まで色をつけることができますが、

色が浸透するまでに時間がかかります。

 
次に「顔料」とは、色の付いた細かな

粒子状の物体を樹脂(接着剤)の力を借りて

繊維の表面に接着することで染める

方法をいいます。

 
「染料」は奥まで色が染み込むので、

基本的には色が抜け出す事は少ないですが

「顔料」は接着剤で色をくっつけているので

色落ちしやすいです。

また、接着剤に使われている

ポリウレタンという成分は

ドライクリーニングで溶け出しやすく、

顔料が何色か混ざって色を作っていた場合、

 
例えばブラウンのTシャツは、

レッド、イエロー、ブルー系統の顔料が

適度に混ぜ合わさり作られています。

ドライクリーニングによりレッドの顔料が

溶けてしまうと、

残ったブルーとイエローで

Tシャツはグリーンに変色してしまいます。

 
この服だけ、色落ちが激しい とか

洗うと変色してしまった など

経験がある方は、元々の「染め」

の方法に影響があるかもしれませんっ

 
アパレルメーカーは、販売する前に

どの程度洗濯に耐えられるのか、

を調べてお客様へ案内するべきなのですが

残念ながらすべてのメーカーで正確な実験が

行われているわけでは無いようです。

中には、十分な試験を通していないのに

「ドライクリーニング可能」の取り合い表示を

付けてしまうところもあります。

 
そこで思うのが、

「顔料」って色落ちしやすいのに

なんで使われてるの?

という事ですよね。

 
理由は、色落ちを楽しんでもらう

というメーカーの意図があります。

ジーンズや革製品を使いこんで出てくる

色や風合いと同じような感覚です!

また、顔料は生地の素材を選ばず

染めることができるという特徴もあります。

 
とはいえ服は、できれば長く、綺麗に

着たいものですよね。

私もこっち派です( ^∀^)

 
顔料を使った衣類を見分けるのは難しいですが

ポイントとして、色鮮やかなことと、

あまり見かけない色 を使っている事が多いです。

「染料」で出せない色を

「顔料」で作っているのかもしれません!

あと、ピグメント加工 などど

表記があるものは「顔料」です。

 
こんなところでしょうか?

いつになく真面目な話しで

眠くなったかと思います。笑

ここまで読んで頂いてありがとうございます!

 
本当は、プリントの種類についても

話したかったのですがまた次の機会に!

服のお話しは止まりませんね(^_^;)

第35回 そんない雑貨店」でも

和田さんがお洗濯について話しています!

こちらもぜひ♪

 
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そしていつもコメントやメール、

ありがとうございますっ

とても励みになります!

 
それでは皆様、また来週……


文)そんないプロジェクト ゆうな

2 Comments

  1. まぐろ より:
    ゆうなさん?
    ゆーなさん?

    いつも長文楽しみです。

    こう見えて、って、・・・
  2. こーた より:
    知らんかった!
    毎週読んでます!
    ありがとう(^○^)

コメント